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隙間が出来たスマートフォンに接着剤は絶対に使わないで下さい。

原因は様々、ただし対処に接着剤は絶対にダメ。

スマートフォンの構造は様々です。 中にはバッテリーの膨張や、本体の歪みによって… 画面が浮き上がる 本体に隙間が出来る こんな機種もあります。 原因を取り除くことでしか解決できないものだと修理屋さんは知っていますが… 普段から使用しているユーザーの中には 「接着剤でくっつければなんとかなるんじゃないか」 と考える方もいるようです。 …本当に、それだけはやめて下さい。 そのスマートフォンを短期間で買い替える前提であれば否定はしません。 ただ少しでも長く使いたいなら、絶対にやめて下さい。  

スマートフォンに隙間が出来る原因はバッテリー

大抵、スマートフォンのパネルと本体の間にスキマが生じ 液晶の光がスキマから外に漏れていたりする場合の原因は… 9割がバッテリーの膨張によるものです バッテリーが餅のように膨らみ、画面を下から持ち上げてしまっている状態。 これはバッテリーの劣化により、バッテリーの皮膜内にガスが溜まる、もしくはセル自体が膨らむことで起こります。 特にAndroidスマホでは、構造上すこしの膨らみでも画面を押し上げる場合もあり そうなった場合の解決策はバッテリーの交換のみ。 確かに、ほんの数ミリのスキマであればギューっと抑えることで消えるかもしれません。 しかし根本的に、スマホ内部に膨張しているバッテリーが存在する限り、いずれにしても本体に隙間が出来ます。  

なぜ接着剤を使ってはいけないのか。

正直な話、そのまま捨ててしまうのであれば接着剤を使おうと構いません。 しかし… ・原因がわからない ・直し方もわからない こんな状態で「とりあえず接着剤を付けてみよう」なんて考えは絶対にダメです。 特に画面が浮いている場合は。 表から見ているとわからないかもしれませんが スマートフォンの画面は殆どの場合 表面のガラスと液晶が一体になっています。 ガラスに関しては接着剤がついていても問題ありません。 ただ液晶の裏や端に接着剤が付くと、もう終わりです。 液晶へ接着剤が侵食し表示不良を起こしたり、偏光フィルムの剥離を起こします。 「ならガラスにだけ接着剤をつければいいんじゃないの?」 そうですね、細いところでは0.1ミリ幅しかありませんが出来ますか? もしそれが可能なほど構造への理解があるのであれば、ご自身で分解をしてしまったほうが早いかもしれません。 とにかく、スマートフォンに隙間を見つけても ・むやみに接着剤を使用しない ・下手に押さない この2つは守って頂きたいと考えています。