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画面が割れているのにタッチが効かない!?それXperiaあるあるです。

Xperiaは割れてしまうだけでタッチが出来なくなる!?

こんにちわ。そろそろガン〇ラが作りたいスタッフDです。

今日はXperiaZ3compactの液晶交換でご来店頂きましたのでご紹介したいと思います!
Z3compact・・・なかなか持っているユーザーも減っている機種なので正直珍しかったですね(;^ω^)

発売されたのは2014年11月になるので、今から5年以上も前の機種になりますね・・・
この頃はまだandroidユーザーも多く、使っている方はよく見かけていました。

Z3compactと言えば、Z3の廉価版で小型化しか機種で片手で手軽に操作できる事から、小さいサイズを求めていたユーザー
に人気のモデルでした。

compactシリーズの走りでもあり、その後Z5compactやXcompact等の様々なモデルで採用されてシリーズ化されました。

早速修理の方をご紹介させていただきます!

 

 

画面割れとタッチ操作が出来ないZ3compact




破損状態は以下の通りです。

・タッチ操作不可
・ガラス割れ

上記の不具合が発生している状態でした。
Xperia系はガラスが割れてしまうと液晶上の操作が難しくなる場合が多く、結構あるあるな故障です。
構造上の問題なのかは定かではありませんが、大抵のガラス割れでお持ち込みされる方の端末の
殆どがタッチ操作が出来ない方が多く見られます。

それでは早速修理していきましょう!

 

 

分解作業開始




まずはホットプレートで裏面を温めていきます。

この機種も防塵性を高める為の粘着テープが張られているので、開ける際はその粘着を
弱めてから外す必要があります。

この作業をするのとしないのとでは、外す際の効率が大きく変わります。

 

 

背面パネルを外して、内部を分解




背面パネルを外す事が出来たら、内部の分解を始めていきます。

開けてすぐバッテリーがあるので、このバッテリーの周りのフレームを外していきます。

 

 



フレームを取り外すと、画像の様な状態になります。

 

 

 

液晶コネクターとバッテリーコネクターを外す




外すコネクターは2ヵ所です。
液晶のコネクターはバッテリーの右端部分に接続されているので、これを外します。
次にショートしない為に、バッテリーのコネクターも外し完全に絶縁させます。
バッテリーが繋がっているだけで、内部には多少なりとも通電している状態になるので、
ショートしない様に安全の為接続を切っておきます。

 

 

 

再度、液晶側を暖めて分解




次に液晶側を暖めていきます。

液晶にも粘着テープが張られているので、熱を加えて粘着力を弱めていきます。

 

 



暖めた後は、テープを剥がしながらパネルを取り外していきます。
パネルを外す際はコネクター配線が少し複雑なので、基盤を傷つけない様に外します。

ここまでくれば、あとは液晶を新しい物に交換していくのみになります。
パネル上部に付いているスピーカーを本体側に移植して、パネルテープを貼り直してから
パネルを組み立てていきます。

 

 

 

液晶の組み立て完了後、動作確認をします



液晶の貼り付けが完了しました!
これで、液晶交換自体の作業は完了です!

 

 



持ち込み時はタッチ操作が出来ない状態でしたが、問題なく操作できる様になりました!
その他、スピーカー、カメラ、充電コネクターの動作確認も行い、全てのチェックが完了したら
作業は終了です。

総じて1時間半程度で修理は完了しました。

画面修理であれば、長くても2時間程度で修理は完了します。
バッテリー交換は最短で1時間程度です。

最近は充電コネクターの修理も出来る様に部品も取り揃えております。
故障でお困りの方はお気軽に当店までご相談ください!