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Pixel 5/5a/4a(5G)は画面が壊れやすい?ちょっとした衝撃でも割れます。

相談が多いPixel5・Pixel5a・Pixel4a(5G)・Pixel6aの画面破損




モダンなデザイン、比較的安価で安定した性能が人気の

・Pixel 5
・Pixel 5a
・Pixel 4a(5G)
・Pixel 6a


ですが、相談の多い内容というのがダントツで「画面破損」です。
また大抵の場合

「ちょっと落としただけ」
「ポッケに入れていたら映らなくなった」
「記憶にない」

と、明確な理由もなく壊れているパターンが多いのも印象的です。

 

外見も似ていれば構造も近い、Pixel5シリーズ




Pixel5 Pixel5a Pixel4a(5G)のデザインはパッと見で判別するのが難しいほど
なのに画面破損の症状で一番多いのは「画面が映らなくなる(液晶不良)」なのでタチが悪いです。

液晶が映らなくなると、設定欄から機種の確認も出来なくなりますし
もちろん、そこからデータ移行やバックアップの作成も難しくなります(実質不可能です)
何をするにも各種操作がタッチパネルと液晶表示に依存している機械ですからね。

なので液晶表示という部分は非常に重要。

「バックアップがない…」と後悔しても遅い破損箇所のTOP3に入る部品です。

とは言え、逆に画面が壊れている場合、Pixel3を除くPixelシリーズは画面から分解を始める構造。
修理をする側からすると非常に気楽です。

ただPixel5 Pixel5a Pixel4a(5G)の弱点はここにあるかもしれません。

なにより「液晶が薄い」のです。
恐らく…

・本体の厚みを考えたときに液晶パーツの設計を薄くしなければいけない
・液晶表示領域を広くするためにベゼル(液晶のフチ)を細くした

ガラスは割れにくいのですが…液晶だけが破損し易いのはこのあたりが理由だと思います。
本体の剛性(耐久性)は申し分ない設計で、曲がったり、バラバラになることは珍しいのですが…

「後ろのポケットに入れているだけで壊れた」(これは仕方がないとも思えますが…)
というお話を伺うことがある以上は…

まさに液晶パーツの剛性が、ユーザーの想定よりも低いと言える証拠だと考えています。

 

主流になったOLED(有機EL)の弱点でもある




先に挙げたPixelシリーズは、全てOLED(有機EL)を搭載しています。
従来のLCD(液晶)パネルと比較してOLED(有機EL)パネルには

・薄型、軽量
・色彩の再現度が高い
・省電力

と、スマートフォンにとって良い条件ばかりのように思えますが
LCD液晶に比べ、損傷後の状態に差が出てきます。

LCDの場合は

・液晶の"一部"が表示不良になる
・表示の"一部"に線が入る
・タッチ操作が”一部”効かない


など、症状の該当箇所が一部に限定されることが多く、ケースバイケースではありますが
表示不良時にもなんとか操作が出来る状態で留まることがあります。

ですがOLEDの場合は

・全体が一色(緑や紫)で塗りつぶされる
・全体のタッチ操作ができない
・全く表示が映らない

といったように、破損による症状が”画面全体”に及ぶことが多く
これにより画面破損し易いイメージが強く表される結果となっています。

では後に発売されたPixel 6aはどうなのか




当然、パネルの厚みは極薄です。
簡易ノギスで測っただけでもガラス面とOLED面合わせて0.2ミリの厚みしかありません。

もちろん、この薄さは有機EL(OLED)にしか出来ない構造です。
通常のLCD液晶では構造上の制約がありますので、ほぼ絶対に不可能です。

・本体の軽量化
・本体の薄型化

これらのメリットを活かすためには必要不可欠、ではありますが…
強度面では非常に頼りなく、ガラス割れは勿論、圧力による液晶損傷のリスクが非常に高まります。

このことから、全体を通してモデル名に(a)が付いている廉価モデルは全体的に強度が低く
修理の必要性を感じやすいモデルとも言えますね。

現在販売中のPixel7aは…どうなのでしょうか?

この先もPixelの修理を通してまとめられればと考えています。